【厳選】スマドラ歴10年のマニアが選ぶ「最強の神サプリ」7選!
1.「記憶力」を高めるなら「バコパ」
バコパは特に「長期記憶」に有効に作用する天然の植物エキスです。古代インドでは3000年以上前から伝統医療の中で「頭の良くなるハーブ」として用いられてきた実績があります。
サプリメントの中には認知症予防・改善効果のあるとされるものは多く存在します。加齢に伴って体内では様々な物質が蓄積されづらくなっていくので、それをサプリメントで補うという作用メカニズムです。
しかし、バコパの凄いところは「健康な成人」の記憶力を向上させるところです。それは例えば、受験生の学習能力を向上させる勉強のためのサプリとしても有効ですし、覚えることが膨大である若手の社会人にとっても有用なものとなります。
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ちなみに、加齢に伴う記憶力の衰退に対してはホスファチジルセリンがおすすめです。また、脳機能全般に対してはDHAもおすすめです。但し、DHAサプリは劣化しやすいのが難点ですので、私は鯖の缶詰を毎日食べるようにしています。
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2.「やる気」を高めるなら「N-アセチルチロシン」
最も人気のスマドラのひとつにチロシンがありますが、ここに紹介するN-アセチルチロシンは言わばチロシンを体内に吸収させやすくした強化版です。
特徴は「飲むと動きたくなってくる(やる気が出る)」「即効性がある」「はっきりとした効果が実感できる」ことです。チロシンはやる気の源であるドーパミンやノルアドレナリンの原料となることが作用メカニズムです。ドーパミンの前駆体としてはL-ドーパというサプリメントもあったのですが、現在入手困難なようです。N-アセチルチロシンはその代替として充分に作用するものです。
補足情報
ちなみに、ムクナという豆にはL-ドーパが含まれているとしてサプリメント化されて販売されています(ドーパムクナ)。人気はN-アセチルチロシンよりは劣るようですが、効果には個人差があるのでもしチロシン系のサプリメントが効かない場合、やる気系サプリの有効な第二の選択肢になるでしょう。
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3.「集中力」を高めるなら「DMAE」
DMAEも人気のスマドラのひとつで、ジメチルアミノエタノールの略です。アメリカではADHDの治療薬として用いられており、サプリメントとしては「集中力を高める」「頭の回転を速くする」と定評があります。「視界がクリアになって世界が変わる」という意見もあります。
気が散って集中できない時にはDMAEを飲むと明らかに生産性が違うことを実感しています。フリーランスとして自宅で仕事をしているのでかなり大きなサポートになっています。上に紹介したN-アセチルチロシンと併せて飲むと最強です。
また、読書が趣味なのですが、毎日読書をしていると時々文字が頭に入ってこなかったり、視界がぼやけたようになって文字を速やかに認識できないという調子の悪いときもあります。だけどスラスラと読み進められる時もあって、そんな時は決まって午前中にDMAEを飲んでいた日なのでした。私にとっては効果が明確に実感できる生産性向上のための神サプリです。
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ちなみに、DMAEは本記事後半で紹介するコリンとも相性が良いです。
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4.「疲労回復」には「マカ」
マカは南米アンデス高原に自生する屈強な植物で、インカ帝国では滋養強壮のために特権階級に珍重されてきたものです。
マカと聞くと精力剤によく含有されていて男性機能によく効くと言う印象が支配的です。もちろん、性機能向上に効くことは確かなのですが、最近では女性の妊活サプリとしても人気であることに加え、日々の健康を底上げし疲労を回復する効果も侮れません。マカには必須栄養素が豊富に含まれているからです。
私はかつてマカを飲んでいたけれど効果があるのかどうか実感できなかったので、使用をやめたことがありました。すると、それまでより何だか調子が悪い気がするのでした。再びマカを飲み始めると改善されたことで、マカは私にとって必須の神サプリへと昇華されたのでした。
マカはおおよそ「夜のサプリ」として禍々しく激烈に喧伝される傾向にありますが、現代社会における抗ストレスや疲労回復効果にももっとスポットが当てられ、その日常生活における高い効果が周知されてもっとたくさんの人に使ってもらいたいと個人的には思っています。
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ちなみに、加齢に伴う疲労の回復には「コエンザイムQ10」がおすすめです。コエンザイムQ10はそもそも医薬品であったので、効果には信頼と実績があります。
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5.「うつ病」を改善するには「セントジョーンズワート」
『サプリメント事典 第3版』(蒲原聖可、平凡社)にはうつ病に効果のあるサプリメントの双璧としてセントジョーンズワートとSAMe(SAM-e、サムイー)が取り上げられています。SAMeはアミノ酸の一種であり効果の高いものですが、やや高価であるのでここではセントジョーンズワートを紹介します。
セントジョーンズワートは和名セイヨウカノコソウという植物のエキスであり、天然のハーブです。セントジョーンズワートの作用メカニズムはSSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)抗うつ薬と同様で「脳内のセロトニンを減少させない」働きによるものです。セントジョーンズワートは「抗うつ薬と同等の効果を発揮し、抗うつ薬よりも副作用が少ない」と複数の臨床試験によって科学的に実証されています。
セントジョーンズワートはうつ病に効果があると実証されているにも関わらず、サプリメントのレビューに「全然効かない」と投稿されていることがあります。効果には個人差があることの他、下記2点の理由があるように思います。
・即効性はほぼなく、長期的な摂取によって効果が現れる。
・「軽中等度の」うつ病を改善する。重度のうつには効果がないとされる。
セントジョーンズワートは欧州では医薬品扱いされているところもありますが、日本ではリーズナブルな価格でサプリメントとして市販されています。うつ状態に悩んでいる人やストレスが過剰でうつの予防が必要な人は、長い目で見て試してみる価値はあるでしょう。重度のうつ状態の方は医療機関で診察を受けることが推奨されます。
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他にうつ状態に効果のあると実感するサプリメントとしては上に挙げた「SAMe」に加え「ロディオラ・ロゼア」を挙げておきます。サプリメント大国アメリカでは抗うつ薬の代替品として処方されることもある天然のハーブです。
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6.「イライラ」を鎮めるには「コリン」
仕事のストレスでイライラして仕方がなかった時に私を救ったのがコリンです。コリンはアメリカでは推奨摂取量の定められた必須栄養素として認められている非常に重要な栄養素です。卵黄に多く含まれていることが知られています。
コリンは脳内神経伝達物質アセチルコリンの原料になる他、鎮静作用があり興奮を鎮める効果があります。イライラしたときに飲むと不思議なほどに怒りがすっと引いていき、状況を冷静に見ることができるようになります。忙しくてイラついた時にも現状を客観的に捉えることができるようになるので、理路整然と仕事を処理することができると実感しています。本当に凄いサプリです。
また、寝る前に飲むと寝起きが良いように思います。なんとなくそう感じるだけなので一般化はできないのですが、それまで朝イチで飲んでいたのですが、最近は夜に飲むようにしています。加え、イライラしたり心がざわついたりした時もすぐさま飲みます。
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コリンは上に挙げた「DMAE」と相性が良く、併用している人が多い印象です。私もかつてのストレス時にはコリンとDMAEを併用していました。鬼に金棒です。
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7.「眠れない」を改善するには「メラトニン」
出ました、快眠部門における究極の神サプリ。重度の睡眠の悩みを解決するにはメラトニン一択です。メラトニンは体内時計の調節に関与するホルモンで、陽が沈むと脳の松果体から分泌され始めます。私たちが夜になると自然と眠くなるのはそのせいです。
メラトニンは睡眠薬ではなく体内に存在するホルモンであるので、安全性が非常に高いことが知られています。また、睡眠効果だけでなく、抗がん、アンチエイジングなどの効果も認められています。日本では医薬品扱いなので、iHerbで輸入品を購入することとなります。なぜか非常に安いです。
私は学生の頃から寝付きがとても悪いことが悩みでした。布団に入っても数時間眠れないことは日常茶飯事で、そのまま夜明けを迎えることもかなりの頻度で起こっていました。朝起きた瞬間から「今夜は眠れるだろうか」と心配するあまり、アルコールを飲み過ぎて身体を壊しかけ、病院でハルシオンというかなり強めの睡眠薬を処方してもらっていたこともありました。
睡眠に効くサプリメントとしては「グリシン」「GABA」「テアニン」「バレリアン」「レモンバーム」などがありますがどれも私には殆ど効果がなく落胆していたところ、最終的に試してみたメラトニンに劇的な効果がありました。ハルシオンのように記憶が欠落するようなこともなく自然と眠くなります。その上、寝起きに影響することはなくスッキリと朝を迎えることができます。寝すぎてしまうことは少なくとも私にはありません。
補足情報
眠れなくて悩んでいる人には是非ともメラトニンを試してもらいたいです。アルコールを飲みすぎることもなくなりました。メラトニンは私の人生を変えたサプリメントであり、もはや手放すことのできないものです。とは言え、メラトニンには依存性がないことが確認されています。今は上述した「バレリアン」とこのメラトニンを併用しており、眠れない日はゼロとは言いませんが10分の1以下になりました。
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