【果てなきエナジーの源】イノシトールを3ヶ月間飲んでみた感想とその効果

はじめにイノシトールの3つの特徴

 脳細胞に栄養を供給することで脳の働きを活性化する

 多くのエナジードリンクにも含まれており、日々の活力源となる

 コリンとの飲み合わせが良く、共に当サイトの超絶おすすめのサプリメント

イノシトールとは?

イノシトールはビタミンBのような働きをすることから「ビタミンB様物質」と呼ばれている糖質の仲間です。甘みはあるものの消化吸収されにくい特徴があります。乳児の成長に欠かせない物質として粉ミルクに添加されており、身近な物質であると言えるでしょう。

イノシトールは脳の細胞膜に多く含まれるリン脂質の構成成分でもあり、脳細胞に栄養を供給することで脳機能を正常に保つ作用があります。パニック症候群や強迫性障害の治療に有効であることが示唆されており、セロトニン欠乏を起因とするうつ病の改善にも効果があるとの研究結果が報告されています。

ちなみに、同じくリン脂質の構成成分には記憶力の改善に定評のあるホスファチジルセリンがあります。

 

イノシトールの効果

パニック症候群、強迫性障害の治療

パニック症候群患者を対象とした比較試験で、イノシトール摂取により、重症度と発作の頻度および広場恐怖症の重症度が低下したという報告があります。

『サプリメント健康事典』(日本サプリメント協会、集英社)

イノシトールにおける現時点で最も有効な効果は「パニック症候群(パニック障害)」「強迫性障害」に対する有効性です。イノシトールにおける脳の細胞膜を柔軟に保つ作用によって、神経の働きが正常化されたことによるものと考えられます。

抗うつ作用

うつ病患者を対象とした比較試験で、イノシトール摂取により、うつ病評価尺度によるスコアが改善したという報告と、改善した患者がイノシトール摂取をやめるとすぐに再発したという報告があります。

『サプリメント健康事典』(日本サプリメント協会、集英社)

イノシトールの抗うつ効果については、上記のような「効果あり」とする報告もありますが、まだまだ研究途上であり明確に実証されているわけではないのが現状です。但し、上で示してきたようにイノシトールが脳にとって重要な物質であるのは確かですので、うつ病を直接的に治癒する効果があるかどうかは現状で不明であるとしても、間接的にポジティブな作用を果たす可能性は充分にあるのではないかと考えられます。

抗不安作用

イノシトールが脳内神経伝達物質の一種であるGABAをレセプターに結合するのを補助することによって脳機能を正常化、不安を軽減する作用があるとされます。

脳機能の増進(記憶力、集中力など)

記憶力や集中力などの脳機能・認知能力の増進について、こちらも明確なエビデンスが提示されているわけではないのですが、脳に栄養を供給する作用があるのは確かであるので、何らかの作用がもたらされる可能性があると言えます。イノシトールはエナジードリンクにも広く含まれています。

私はどうしても集中したい仕事前にコリン&イノシトールのサプリメントを飲んでみたところ、非常に落ち着き集中力を持って取り組めたことから、今でも重要な仕事のお供として役に立っています。

肝脂肪を防ぐ効果

イノシトールは抗脂肪肝ビタミンとも呼ばれ、脂肪の流れをよくして、肝臓に余分な脂肪が蓄積しないようにコントロールする働きを担っています。

『サプリメント健康事典』(日本サプリメント協会、集英社)

健康効果としては肝脂肪を防ぐ効果やコレステロールを分解する作用があります。脂肪分の多い食事やアルコールが好きな人は特にイノシトールを意識して摂取すると、脂肪を起因とする病気の予防が期待できます。

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イノシトールに副作用はある?

イノシトールはサプリメントの中でも副作用の極めて少ないもののうちのひとつです。「12g/日を4週間」および「6g/日を10週間」にわたり摂取しても副作用はみられなかったという報告がありますので、仮に過剰に摂取してしまっても有毒性は低いものであると思われます。

大量摂取で稀に吐き気、疲労感、頭痛、目まいの副作用が出ることがあるので、多めに摂っても問題ないとは言え、適量を遵守することが肝要です。

 

イノシトールの基準摂取量

イノシトールには特に定められた摂取量はないようですが、一般的に1日250mg〜500mg、脂肪肝などの病気に対する効果を期待するなら1日2000mgまでと考えられています。

イノシトールは体内でブドウ糖からも合成されますが生成量には限界があるので、毎日の食事やサプリメントでしっかり摂ることが重要です。

 

イノシトールが含まれる食べ物

イノシトールは野菜や果物に多く含まれます。特にオレンジやグレープフルーツなどの柑橘系果物は特出してイノシトールが含有されています。野菜で摂りやすいのはトマトやキャベツでしょう。

イノシトールは普通の生活をしていれば極端な欠乏の心配はないとされますが、それでも野菜不足などの偏った食生活では不足してしまう可能性があります。まずはバランスの良い食事を心がけましょう。

 

イノシトールを飲むタイミング

イノシトールは水溶性であるので、空腹時に飲むと体内への吸収率が高まります。また、糖質と共に摂ることによって糖質をすぐに代謝することができます。

このように考えると、ダイエット効果を期待するなら最適なタイミングは「食事の30分前くらい」と考えることができるでしょう。仕事の効率化やストレス対策などのスマドラ効果には朝イチに飲むとスタートダッシュを決めることができます。私は朝イチか寝る前に飲んでいます。寝る前に飲むと寝起きが良い気がします。

 

イノシトールを3ヶ月間飲んでみた感想

イノシトール単体で摂取したことはないのですが、「コリン&イノシトール」のサプリメントを愛用しています。コリンとイノシトールが250mgずつ含有されています。これら2つは同じくビタミンB様物質で非常に飲み合わせが良いとされます。

かつて仕事のストレスで常にイライラしていた時にコリンを試してみたら嘘のようにイラつきが雲散霧消したことがありました。で、飲み合わせが良いと聞いてコリン&イノシトールのサプリにシフトチェンジしてみました。効果が維持・継続されています。

今はフリーランスとして仕事をしているのですが、どうしても集中したいときにはコリン&イノシトールのサプリメントを飲むようにしています。頭の回転が速くなり、集中力も増すので大変に気に入っています。また、先述の通り、寝る前に飲むと次の日の寝起きが良いことを発見したので、夜に飲むこともあります。「コリン&イノシトール」は強くおすすめできるサプリメントのうちのひとつです。

 
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イノシトールサプリの購入方法

イノシトールを単体で摂取できるサプリメントは国産品・輸入品がありますが、国産品はなぜか高価です。iHerbにて輸入品を購入するか、国産品であればビタミンB群サプリの中に含まれていることもあります。

▲国産品です。パウダー状になっているようです。料理などに添加する用でしょうか。

 

▲DHCのビタミンB群サプリです。ビタミンB群の他、1日でイノシトールが50mg摂取できます。

 

▲私が愛用しているコリン&イノシトールサプリメントです。

 
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